自社の営業スタイルに合う販促を行っていますか?

スタッフブログ|2019/11/19(火)

みなさん、こんにちは。

「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーの大見です。

今日は、お客様を集める際に、自社の営業スタイルを認識して、販売促進の計画を立てないと上手くいかない話をしたいと思います。

実は、当社が扱っている実用新案を取得している「AD BAG(アドバッグ)」というポリ袋のチラシがあります。

↓コレです。

自社の営業スタイルに合う販促を行っていますか? このポリ袋のチラシ、実は新聞に折り込めます。

感のいい読者の方なら、もうピンときますよね?

そうです、紙のチラシの中にポリ袋のチラシだから、目立ちます。


そして、袋状だから、「このチラシを持ってきて、アンケートにご記入いただいたら、お菓子詰め放題!」が出来ます。


紙のチラシの中で、目立って、且つイベント感を演出できるので、集客効果抜群です。

1万枚~2万枚も折込めば、土・日で多いと70組くらいの来場があります。

この商品をご紹介すると、

「凄い!当社もやりたい!」

という声が上がる時もあれば、

「当社には向かないな~」

と言われる事もあります。

自社の営業スタイルをよく理解されている方は、わかると思います。

このポリ袋のチラシ、たくさんの来場があるので、その中からどのお客様が自社のお客様になってくれるか、見つけ出す作業が必要になります。

一気にたくさんのお客様が見えるので、

「とにかく、アンケートに記入してください。そしたら、詰め放題が出来ますよー。」

と言って、アンケートの取得だけに必死になっていると、実は失敗します。

どのお客様が買う気のある「いいお客様なのか?」わからなくなってしまいます。

私がご提案する時は、

「アンケートは、とにかく座っていただいて、営業の方が一緒にアンケートを書くつもりで記入してもらってください。ここから営業が始まっています。そこで、フォローできるお客様か、イベント目的のお客様かを判断して、フォローできるお客様を見つけてください。」

ってお願いします。

この営業が出来る会社様は、成功しています。

つまり、お客様を追っかける営業が出来る会社様の事です。

反対に、追っかける営業が出来ない会社様やそもそも営業スタッフが多くいない会社様は、このポリ袋のチラシ「AD BAG(アドバッグ)」は、向いてないです。

そう言った会社様は、だいたい

「当社には向いてないな~。追っかける営業は出来ないから・・・。」

って言われます。

そして、

「お宅で買うわーって言うお客様が欲しいんだよね~」

って、言われます。

そんな方法、なかなか無いって、お思いですよね?

その方法があるんです。

100%ではないですが、「お宅で買うわー」って言ってもらえるお客様を確立高く集める方法があります。

それが、「A4」1枚アンケートから広告を作る方法です。

「なぜ、当社で買ってくれたか?」という購入プロセスがわかる「A4」1枚アンケートをお客様にご記入いただきます。

そして、その声を元に広告を作ると、購入したお客様と同じような価値観を持ったお客様が集まってきます。

本当かな~と思われる方は、下記をご覧ください。

「A4」1枚アンケート実践勉強会に参加された方の声です。

●勉強会内容


●参加された方のアンケート


このアンケートをご記入頂いたお客様とセミナーが終わった後に、雑談をしていました。

その時、

「大見さん、この方法って中小企業のみなさんに喜ばれていませんか?僕ら中小企業は、中々、お客様を追いかけていく営業って出来ないんだよね。人的リソースも限られているし、そもそもそういった営業が得意ではないから・・・。
この方法は、自分たちにあったお客様を集めるわけだから、お宅でお願いしますって、言ってもらえる確立の高いお客様と出会えるよね?
だから、中小企業には合っていると思うわー。」

と話をされました。

いかがですか?

実際に「A4」1枚アンケート実践勉強会に参加されたお客様の声です。

たぶん、まだ、本当かな?って思いますよね?

そう言った方のために、下記をご用意しました。

「A4」1枚アンケート 全国成功事例報告会 2019年秋冬

愛知県安城市会場は、私が講師です。

日時:11月21日(木)
・「A4」1枚アンケートミニ講座(自由参加)
  14:00~14:50 開場13:45
・成功事例報告会
  15:00~16:30 開場14:50
会場:アッシュデザイン 会議室
  愛知県安城市池浦町池西65 クサカ池浦ビル1F
参加費:3,000円

詳細は下記をご覧ください。
https://a4kikaku.com/debriefing_session/

お申込は下記よりお願いします。
https://ws.formzu.net/fgen/S85370057/

ぜひ、ご参加ください。

きっと、参考になると思います。

自社の営業スタイルが、

・ガツガツとお客様を追いかける営業ではない。
・そもそも専任の営業スタッフがいない。
・今まで、紹介客だけでやってきた。
・なぜか、仕事が途切れることなく、やってこれた。
・新しい取引先を開拓したい
・一人、お宅で買うわーっていう人が来てくれればいい。

こんな、営業スタイルの企業様、お待ちしています。
 


もう値引きや景品に頼る安易な販促は止めにしませんか?本物の販促が手に入る「コンサル無料キャンペーン!」のご案内

お知らせ|2019/10/14(月)

A4 1 枚アンケート広告作成アドバイザーの大見和志と申します。

 

私は、大学を卒業してから約25年間、ずっと広告に携わる仕事をしています。私たちが提案した広告で、反響があり、お客様の商品が売れ、売り上げが大きく伸びたり、その商品のご担当者が会社で出世していく様を見る事が何よりもうれしいですし、私たちの仕事はまさに「お客様の応援団」だと思い、広告の仕事に取り組んできました。

 

ところが、インターネットが普及して、新しいテクノロジーがどんどん開発される中で、「広告が効かない。」もしくは「広告が効いているのかどうか、わからない。」とお客様に言われる事が多くなりました。そう言われ出したのが、この15年位前からです。

私も新しい媒体(リスティング広告やインプレッション広告等)にも一通り取り組み、何とか、「お客様のお役に立ちたい。」「売上アップに貢献したい。」と努力しましたが、思うような結果が残せずに、悩んでいました。

 

悩んでいた内容は、

(1)これからはネットの時代だと言われ、ネット広告に全面的に移行しても、反響が無く、売上が伸び悩むお客様が意外と多いこと

(2)「新聞の購読者が減って、折込チラシはもう効果が無い」って言われている中、効果をしっかり出しているお客様もあること

上記の2点です。

 

「どうしてだろう?」と考えている時に私なりに出した結論は、

「情報(メッセージ)を載せる媒体よりもその情報(メッセージ)自体に問題があるのではないのか?」

「その情報(メッセージ)に魅力が無いから、消費者を動かせないのではないか?」

という結論でした。

そんな時に出会ったのが『「A41枚アンケートで利益を5倍にする方法』でした。

この本を読んだときは、まさに目から鱗が落ちる状態でした。私が悩んだなりに出した結論がしっかりとした理論として構築されており、伝わるメッセージの作り方まで組み立てられていました。

このノウハウを使えば、多くのお客様の役に立てる、売上アップに貢献できる、そして何より岡本達彦先生が言われている「良いモノを持っているにもかかわらず、上手く伝えられなくて困っている人を助けたい!」が実現できると思い、夢中で勉強し、実践してきました。

このノウハウのおかげで、折込チラシ3万枚で新規来場者から2棟の注文住宅が契約出来たり、集めるのが難しいと言われている土地活用セミナーへの集客で、折込チラシ3万枚×2回とDM600枚で新規の地主さんを5組+再来場1組集めることが出来たりと・・・確実に効果が上がっています。

もちろん、お客様には喜んでいただいています。

 

そして、ここの所(8月のお盆過ぎから)、消費税アップのせいなのか、景気の息切れのせいなのか理由はわかりませんが、「商品が売れない」「お客さんが来ない」という声を多くお聞きするようになりました。

その様なお声のご相談をお聞きしていると、

「値引きキャンペーンを展開しているが、反応が悪い。申し込みがあってもライバル社と競合になり、さらに値引きをしないと売れない。」

とか

「もう高い商品は売れないので、安い商品を開発した。安い商品専用のホームペーもビデオも用意した。数を売らないと利益が出ないから知恵を貸して欲しい。」

と言った内容です。

 

でも、「待って下さい。」と私は言いたいです。

「値引きをするのは、最後の一手です。その前に自社の商品がなぜ売れていたのか?もう一度、考えてみませんか?きっと、ライバル社に勝るいい点があるはずです。」

「安易に安い商品に移行するとライバル社が増えるだけです。高くても買ってくれているお客様がいる訳だから、そこに商品のいい点があるはずです。それを見つけましょうよ。」

って言いたいです。

それには、「A41枚アンケートのノウハウを使うのが一番だと思います。

そうすれば、値引きをしなくても売れる、高い商品でも買ってくれるお客様と出会う事が出来ます。

 

相談する事に不安もあるかと思います。

当協会のホームページを見ると、初めてコンサルティングをお願いするには、ちょっと迷ってしまう価格が載っていますからね(笑)。

 

そこで、今回、岡本達彦先生が開発した新しい商品「売れる広告自動完成シート」が完成した事を記念して、

「コンサルティング無料キャンペーン!」を展開することになりました。

4万円相当のコンサルティングを先着250名様にプレゼントする企画です。

 

自社の課題が明確になり、売れる広告がその場で出来上がり、且つ「A41枚アンケート広告作成アドバイザーがマンツーマンでコンサルを行います。

 

・何から取り組んでいいのか、はじめの一歩が見つからなくて悩んでいる方

・具体的ですぐに実践できるノウハウが欲しい方

・小手先の販促ではなく、継続できる販促の柱を探している方

 

ぜひ、お申し込みください。

きっとお役に立てると思います。

ただし、スグに実行に移さないと無駄になってしまいます。

スグに実行に移せる経営者の方、事業主の方、またはスグに実行に移せる権限のある方を望みます。

 

お申し込 下記 りお

https://peraichi.com/landing_pages/view/jidou-c


新聞の折込チラシの効果 続き2

スタッフブログ|2019/09/16(月)

「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーの大見です。

先回の続きです。

では、お客様の分析をどうすれば、いいか?

それには、まずは「買ってくれたお客様にアンケートを利用して聞く事」が一番簡単で正確です。

前回のブログで私は、

「社長や専務といったすぐに決断できる決裁者に会っている場合は受注できる確立が高かったんです。」

って書きました。

私の場合は、「買ってくれたお客様」「社長や専務だった」わけです。

 

その社長や専務といった買ってくれたお客様が、


下記で悩んでいて
(1)そもそも、この数年、人が採用できていない。
(2)高齢化が進んでいて、2代目・3代目社長はそこに不安を感じていた。
(3)公共工事は、施工管理者の人数で、受注できる量が決まっていた。

その悩みに対し、私は、
(1)B-ing(ビーイング)は、書店やコンビニで100円で売っています。転職希望者がお金を出して買う物なので、転職に前向きな人が多い。
(2)B-ing(ビーイング)はライバル誌のDODA(デューダ)よりも、販売部数が多い。
(3)R社は制作クオリティが高いから、転職希望者にメッセージが伝わる求人広告を作れる。小さなスペースでは伝わる広告を作るのは無理だから、最低でも1ページ(45万円位)、理想は見開き2ページ(70万円位)が必要。
と提案しました。これがB-ing(ビーイング)の強み

でも、高いお金を出してB-ing(ビーイング)に掲載するのに不安があります。
その質問が下記です。

質問1
今が本当に採用にはいいタイミングなのか?
回答1
今は、大手企業が求人広告の出稿を控えています。ライバル社が少ないので、チャンスです。B-ingを読んで応募してくる転職希望者の数は、1,000人位です。今、B-ing1冊に載っている会社数は、1,000社です。小さいスペースの広告も入れての数です。単純計算で、1社に1人は応募がある計算になります。だからチャンスです。

質問2
給与や休日といった待遇がよくない。それでも人は応募してくるのか?
回答2
働く理由は、待遇だけではありません。事実、銀行員が製造業の現場に転職した例もあります。銀行での出世競争に疲れてしまったそうです。

質問3
建設業は、3k(きつい、汚い、危険)職場なんだよ。今の若い子には嫌われているだろう?
回答3
そんな事はありません。人気があるとも言えません。ただ、同じ業界で成功事例はあります。(成功事例を見せる)。御社で働かれている方がいる訳ですから、絶対にいい所があるはずです。従業員さんに取材をさせてください。みなさんが気づいていない「いい所」を発見したいと思います。

と不安を解消し、B-ing(ビーイング)を受注していたわけです。
 

この一連の流れをアンケートを利用すると組み立てる事が出来ます。

(1)当社の商品を購入する前にどういった事で悩んでいましたか?
→理想となるターゲットがわかります。私の場合でいけば、建設業界(人が採用出来ていない)

(2)当社をどうやって知りましたか?
→告知するべき媒体(折込チラシやホームページ等)がわかります。私の場合は、飛び込みやTELアポです。

(3)当社の商品を知ってすぐに購入しましたか?すぐに購入しなかったとしたら、どんな点が不安で躊躇しましたか?
→商品を購入する際の不安がわかります。その不安を解決する提案をすれば、買ってくれます。私の場合は、質問1~質問3に対する回答が不安の解決にあたります。

(4)何が決め手となって、当社の商品を購入いただいのですか?
→他社の商品との差別化ポイントがわかります。私の場合は、お金で買う情報誌・販売部数が多い・クオリティが高いといったB-ing(ビーイング)のセールスポイントです。

(5)実際に当社の商品を使ってみていかがですか?率直な感想をご記入ください。
→裏付けとなる証拠になります。いくら、売り手が「いいですよいいですよ」って言ってもなかなか信じてもらえないので、お客様の感想が必要になります。私の場合は、B-ing(ビーイング)に求人広告を出して成功した事例が感想です。

 

そして、お客様のアンケートの声を分析して、制作した折込チラシがこれです。

←理想となるターゲットに呼掛けて、メリットを伝えます。
←お客様の感想を入れて、信用を得ます。

←決め手を入れて、他との差別化を図ります。





←商品内容を入れる。このチラシの場合は、勉強会内容を入れました。




←問合せ先と会場





 
 
表面
 



←裏面にも地主さんの声を入れます。











←セミナーに参加する上での不安を解消します。










※土地活用で悩まれている地主様、参考になると思います。ご興味ある方は、こちらからどうぞ。
https://www.miraijuken.com/event/304-mikawamiraijuku21
裏面

実際の効果は、ここには書けませんが、いつもより間違いなく参加者は多かったです(笑)。

地主様募集は、結構、難しいです。

経験した方であれば、わかると思います。

そんな中、効果があったという事は、折込チラシの効果が落ちている訳ではないと思います。

ターゲットに届くメッセージ、伝わるメッセージでしっかりチラシが構成されているか?が大切な事です。

折込チラシで効果が出ない内容・メッセージをそのまま他の媒体で展開しても、効果を得るのは難しいと思います。

インターネットが普通に使える環境になって、どんどん新しい媒体が出現しています。

ターゲットに合わせ、新しい媒体を使う事は大切ですが、その前に、「伝わるメッセージ」をしっかり考え、組み立てる事が重要です。

この部分をサボると、市場がどんどん見えなくなります(笑)。

もう見えなくなっていますっていう方は、当社にご相談ください。

そして、このセミナーにご参加ください。
きっと、ヒントになると思います。

「A4」1枚アンケート実践勉強会inアッシュデザイン 第2回↓
http://www.assh.co.jp/blog/v/53/

「新聞の折込チラシの効果」は、今回で終了します。


株式会社未来住建様/無借金の土地活用相談会 新聞広告

チラシ等事例集|2019/09/02(月)

地主さん対象の土地活用の新聞広告です。今までは、折込チラシで告知をしてきましたが、地主さんは新聞を読んでいる方が多いと想定し、今回は新聞広告での告知です。新聞広告は広域に告知する際は、折込チラシよりも安くなります


新聞の折込チラシの効果 続き1

スタッフブログ|2019/08/31(土)

「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーの大見です。

先回の続きを書こうと思います。

先回、

『「自社のお客様、ファンになってくれているお客様の事をよく理解する事です。」
それには、「A4」1枚アンケートがいいですよ。
アンケートを使ってお客様に聞きましょう』

で、終わりました。

みなさんには、何を言っているか、わからなかったと思います。

もっとわかりやすく書こうと思います。
(前回の反省・・・)

 新聞 の折込チラシの効果 続き1 私の社会人のスタートは、今、ちょっと世間で騒がれているR社の営業でした。

当時は、「B-ing(ビーイング)」とか「とらばーゆ」という転職情報誌の営業をしていました。

飛び込みで、もしくはTELアポをして、中途採用予定のある企業様に、

「人材を採用するために、B-ingに求人広告を載せてください。」

っていう営業です。

その頃のR社は、バリバリの営業会社でした。

毎日、東京の本社から全国の営業マンの成績ランキングが1位から最下位までFAXで営業所に届きます。

まさに、売れていれば、王様。

週に1回発行される社内報に「今週のヒーローは、君だ!」なんていう特集があり、そこに載れば、本当にヒーローでした。

内線電話で、全国の営業マンから、

「何で売れているの?どの業界を当たっているの?」

「どんなセールストークを使っているの?」

って、質問がくるので、もう自信満々、鼻高々になります。

 

ところが、売れてない営業マンは、悲惨です。

上司には、

「今日は、いくら売ってくるんだ?」

「なに?売れる予定がない。辞めたら?」

って言う叱責が待っています。

今ならパワハラって言われますが、その当時はそれが当たり前でした。

且つ、毎日、全国の営業マンの成績ランキングが各営業所に送られてくるわけですから、

社員全員がどの営業が売れてないかって知っているんですよね。

これが、またプレッシャーです。

売れている営業マンには嬉しい制度で、

売れてない営業マンには、厳しい制度でした。

さて、では、私はどうだったか?

 

最初は、全く売れませんでした(涙)。

売れなかったと言っても、多少は、売れたんですが・・・、

ほぼ、全国で最下位・・・。
(下から2番目か3番目)

「いつ辞めよう、いつ辞めよう。」という思いと

「このまま、負け犬で辞めるのは、ダメだ。同じ辞めるにしても勝ってから辞めよう。」という思いが交差していました。

そして、社会人1年目の冬、あと3ヶ月もすれば、後輩が入社してくる事に気づき、

「このままでは、あまりにもカッコ悪い。何とかこの売れない営業から抜け出さねば・・・」

と真剣に考えました。

それまでは、頭は使わずに、カラダを使っていました。

「とにかく訪問件数が足りないんだ~」

「自分を気に入ってくれるお客と出会うには、たくさん訪問するしかないんだ~。」

と思い、ひたすら飛び込み営業をしていました。

で、この時、ちょっと頭を使ってみたんですね・・・。

「待てよと・・・、売れないといっても、私に求人広告を発注してくれたお客さんはいる。どんなお客さんなんだ?」

自分が受注できたパターンを振り返ってみました。

そしたら、実は、飛び込み営業で訪問して、その場で即決か次の日には、申し込みをもらっている事がわかりました。

つまり、社長や専務といったすぐに決断できる決裁者に会っている場合は受注できる確立が高かったんです。

(R社の場合は、知名度があったので、受付で「採用担当のご責任者の方をお願いします。」って言うと、社員が200名位の規模の会社でしたら、時間があれば、対応してくれる事も多かったです。)

私は、当時から自分で独立して、ビジネスをしてみたいと思っていたので、社長や専務にお会いすると、興味本位で

「どうやって儲けているのか?」

「さらに儲けるにはどうするつもりなのか?」

って聞いている事が多かったんですね(笑)。

そこから、

「それには、○○を出来る人が必要ではないですか?」

「新しく専門の部署を設けないと、その構想は実現できませんよ。」

とか言って、若さゆえの生意気な提案をしていたんです。

それが気に入られたみたいです。

 

そう自分のお客様を分析してからは、行動をガラッと変えました。

まずは、

飛び込み営業が主体だった動きをTELアポ営業にしました。

決裁者に効率よく会うためです。

商工年鑑をリスト(当時はホームページなんてありませんから・・・)にして、

社長と同じ名字で専務か常務に名前があれば、

ご子息の可能性が高いので、その方宛に電話でアポをとるようにしました。

さらに、営業対象の業界を絞りました。

バブル経済が崩壊した頃で、景気は悪かったですが、

景気の下支え対策で公共工事に多くの予算がついた時代でした。

建設会社は、まだまだ元気だったので、建設会社にターゲットを絞って営業をかけました。

アポの取り方は、

「R社の大見と申します。建設会社様の中途採用のお手伝いを専門に行っています。○○専務はいらっしゃいますか?」

と電話に出られた方に話し、受付を突破し、○○専務が電話に出られたら、

「R社の大見と申します。建設会社様の中途採用のお手伝いを専門に行っています。○○建設様や○○工務店様の求人広告を担当させてもらい、○○の結果を得ています。」

「まだまだ公共工事は増えるとお聞きしています。施工管理者が増えれば、その分、受注できる仕事が増え、売り上げが上がると思いますが、御社ではいかがですか?」

って言う会話をしてアポイントをとるようにしました。

バブル経済の頃は、3K(きつい、汚い、危険)職種の代表みたいに建設業界は扱われ、人気がなかったですし、人が採用できていなかったんですよね。

建設業界は、どの会社も同じ悩みを抱えていました。

(1)そもそも、この数年、人が採用できていない。

(2)高齢化が進んでいて、2代目・3代目社長はそこに不安を感じていた。

(3)公共工事は、施工管理者の人数で、受注できる量が決まっていた。

人が採用できれば特に施工管理者が採用できれば、売り上げを伸ばせるのですが、

その採用が上手くいってなくて、諦められていました。

その悩みに対し、私は、次のような提案をしました。

(1)B-ing(ビーイング)は、書店やコンビニで100円で売っています。転職希望者がお金を出して買う物なので、転職に前向きな人が多い。

(2)B-ing(ビーイング)はライバル誌のDODA(デューダ)よりも、販売部数が多い。

(3)R社は制作クオリティが高いから、転職希望者にメッセージが伝わる求人広告を作れる。小さなスペースでは伝わる広告を作るのは無理だから、最低でも1ページ(45万円位)、理想は見開き2ページ(70万円位)が必要。

と提案をしました。

今思うと、強気な提案です。

もちろん、反論というか、質問はあります。


 

質問1
ずーーーーーと、採用出来なかったんだ。今が本当に採用にはいいタイミングなのか?

私の回答
今は、大手企業が求人広告の出稿を控えています。ライバル社が少ないので、チャンスです。B-ingを読んで応募してくる転職希望者の数は、1,000人位です。今、B-ing1冊に載っている会社数は、1,000社です。小さいスペースの広告も入れての数です。単純計算で、1社に1人は応募がある計算になります。だからチャンスです。

質問2
うちの会社は中小企業だ。給与や休日といった待遇がよくない。それでも人は応募してくるのか?

私の回答
働く理由は、待遇だけではありません。事実、銀行員が製造業の現場に転職した例もあります。銀行での出世競争に疲れてしまったそうです。

質問3
建設業は、3k(きつい、汚い、危険)職場なんだよ。今の若い子には嫌われているだろう?

私の回答
そんな事はありません。人気があるとも言えません。ただ、同じ業界で成功事例はあります。(成功事例を見せる)。御社で働かれている方がいる訳ですから、絶対にいい所があるはずです。従業員さんに取材をさせてください。みなさんが気づいていない「いい所」を発見したいと思います。

質問4
わかった。じゃー、やってみよう。
もし、応募がなかったら、どうする?金は払わなくていいのか?

私の回答
応募の保証は出来ません。でも、お金は払ってください。
応募がなかった時は、反省会で対策を練って、再度、やってください(笑)。


しっかりしとるわー(笑)。

いつ、取材に来るんだ?

・・・・って、感じで商談が次々とまとまり、何とか後輩が入社してきても恥ずかしくない営業成績を残せるようになりました。

 

長くなりました(笑)。

何が言いたいかというと、上記のように自分のお客さんについて考えることが、

「自社のお客様、ファンになってくれているお客様の事をよく理解する事」になります。

このお客様の分析が「売れるチラシ、効果があるチラシ」に繋がります。

R社の営業時代の私のお客様の分析は、正解でした。

だから、売れるようになりました(笑)。

でも、分析を間違うこともあります。

間違わずに出来る分析方法を次回は、テーマにしようと思います。

興味がある方は、まだ、間に合います、セミナーにお越しください。

2019年9月5日(木)

詳細は、下記のチラシをご覧ください。

※R社時代の数字は、私の記憶です。間違っているかもしれません。深く追求しないでください(笑)。