スタッフブログ|2019/09/27(金)
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーの大見です。
今回は、よく広告の中に出てくる「詳細は、お問い合わせ下さい。」という言葉について書こうと思います。
この言葉、すごく便利な言葉ですが、危険な言葉でもあります。
あっ、使ってはいけないと言っている訳ではなく、
使い方を間違えると危険な言葉になります。
広告の打ち合わせをしていると、
「ここはしっかり説明しないとお客様が理解できないだろうなぁ~」
と思うところがあります。
お客様の気持ちがよくわかっている方は、ちゃんと自分で整理して、要約した書類を見せながら私に説明されます。
そうして頂けると、何がポイントかが、その場で私もわかるので、疑問に思うところや理解できない点は、質問をします。
そうすると、担当者様も
「そうか~、そこは理解できないか~。大見さんが理解できないなら、お客様も理解できないようね?文章を変えるわ。」
とか、
「写真か図がないと、わかりにくいね。」
という事になり、よりわかりやすい表現、お客様に伝わる表現になります。
そこまで、作り込んだ上での
「詳細は、お問い合わせ下さい。」
ならば、いい使い方です。
そこまで説明して問い合わせをしてくるお客様は、
「買う気」のお客様である確立が高くなります。
片や、広告の打ち合わせの時に、何も資料なしで、進められる方もいます。
この進め方、結構、やばいです。
ざっと商品説明をしてくれても、自分でまとめられてないので、説明があっちに行ったり、こっちに来たりで、的を得ず、矛盾が生じたりします。
そして、私が理解出来ない点の説明を求めると、
「これだけ説明しても、理解されないのであれば、広告で理解してもらうのは無理だね。」
「商品のイメージが伝わればいいから、詳細の説明はなしでいいよ。」
「詳細は、お問い合わせ下さい。って書いておいて。」
となります。
この使い方が、一番危険です。
商品を選ぶ選択権は、お客様が持っています。
(当たり前ですけど、結構、多くの方が忘れてしまいます。)
世の中にライバル社がない、類似の商品もない世界にただひとつの商品・サービスであれば、お客様も「詳細を教えて欲しい。」と問い合わせをしてくれて、買ってくれると思います。
でも、そんな商品はありません。
という事はですよ、その商品について、自分の知りたい事が書いてないとどういう行動をすると思いますか?
ネットで検索をして、自分の欲しい情報を探すんですよね~。
みなさんも、経験がありませんか?
わからない事があって、買おうか迷った時って、電話して聞く事はしないですよね?
まずは、検索して他を調べますよね?
そしてそこに自分が納得できる商品情報があれば、そこで購入に踏み切りませんか?
繰り返します。
商品購入の選択権は、お客様が持っています。
そのお客様に選ばれるためには、お客様の気持ちになって、知りたいと思われる情報は全て載せるべきです。
「どうせ書いても読まれないから」
なんて、思わないで下さい。
購入に真剣なお客様ほど、しっかり読まれます。
自分に置き換えて考えてみれば理解できると思います。