新聞の折込チラシの効果 続き2

スタッフブログ|2019/09/16(月)

「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザーの大見です。

先回の続きです。

では、お客様の分析をどうすれば、いいか?

それには、まずは「買ってくれたお客様にアンケートを利用して聞く事」が一番簡単で正確です。

前回のブログで私は、

「社長や専務といったすぐに決断できる決裁者に会っている場合は受注できる確立が高かったんです。」

って書きました。

私の場合は、「買ってくれたお客様」「社長や専務だった」わけです。

 

その社長や専務といった買ってくれたお客様が、


下記で悩んでいて
(1)そもそも、この数年、人が採用できていない。
(2)高齢化が進んでいて、2代目・3代目社長はそこに不安を感じていた。
(3)公共工事は、施工管理者の人数で、受注できる量が決まっていた。

その悩みに対し、私は、
(1)B-ing(ビーイング)は、書店やコンビニで100円で売っています。転職希望者がお金を出して買う物なので、転職に前向きな人が多い。
(2)B-ing(ビーイング)はライバル誌のDODA(デューダ)よりも、販売部数が多い。
(3)R社は制作クオリティが高いから、転職希望者にメッセージが伝わる求人広告を作れる。小さなスペースでは伝わる広告を作るのは無理だから、最低でも1ページ(45万円位)、理想は見開き2ページ(70万円位)が必要。
と提案しました。これがB-ing(ビーイング)の強み

でも、高いお金を出してB-ing(ビーイング)に掲載するのに不安があります。
その質問が下記です。

質問1
今が本当に採用にはいいタイミングなのか?
回答1
今は、大手企業が求人広告の出稿を控えています。ライバル社が少ないので、チャンスです。B-ingを読んで応募してくる転職希望者の数は、1,000人位です。今、B-ing1冊に載っている会社数は、1,000社です。小さいスペースの広告も入れての数です。単純計算で、1社に1人は応募がある計算になります。だからチャンスです。

質問2
給与や休日といった待遇がよくない。それでも人は応募してくるのか?
回答2
働く理由は、待遇だけではありません。事実、銀行員が製造業の現場に転職した例もあります。銀行での出世競争に疲れてしまったそうです。

質問3
建設業は、3k(きつい、汚い、危険)職場なんだよ。今の若い子には嫌われているだろう?
回答3
そんな事はありません。人気があるとも言えません。ただ、同じ業界で成功事例はあります。(成功事例を見せる)。御社で働かれている方がいる訳ですから、絶対にいい所があるはずです。従業員さんに取材をさせてください。みなさんが気づいていない「いい所」を発見したいと思います。

と不安を解消し、B-ing(ビーイング)を受注していたわけです。
 

この一連の流れをアンケートを利用すると組み立てる事が出来ます。

(1)当社の商品を購入する前にどういった事で悩んでいましたか?
→理想となるターゲットがわかります。私の場合でいけば、建設業界(人が採用出来ていない)

(2)当社をどうやって知りましたか?
→告知するべき媒体(折込チラシやホームページ等)がわかります。私の場合は、飛び込みやTELアポです。

(3)当社の商品を知ってすぐに購入しましたか?すぐに購入しなかったとしたら、どんな点が不安で躊躇しましたか?
→商品を購入する際の不安がわかります。その不安を解決する提案をすれば、買ってくれます。私の場合は、質問1~質問3に対する回答が不安の解決にあたります。

(4)何が決め手となって、当社の商品を購入いただいのですか?
→他社の商品との差別化ポイントがわかります。私の場合は、お金で買う情報誌・販売部数が多い・クオリティが高いといったB-ing(ビーイング)のセールスポイントです。

(5)実際に当社の商品を使ってみていかがですか?率直な感想をご記入ください。
→裏付けとなる証拠になります。いくら、売り手が「いいですよいいですよ」って言ってもなかなか信じてもらえないので、お客様の感想が必要になります。私の場合は、B-ing(ビーイング)に求人広告を出して成功した事例が感想です。

 

そして、お客様のアンケートの声を分析して、制作した折込チラシがこれです。

←理想となるターゲットに呼掛けて、メリットを伝えます。
←お客様の感想を入れて、信用を得ます。

←決め手を入れて、他との差別化を図ります。





←商品内容を入れる。このチラシの場合は、勉強会内容を入れました。




←問合せ先と会場





 
 
表面
 



←裏面にも地主さんの声を入れます。











←セミナーに参加する上での不安を解消します。










※土地活用で悩まれている地主様、参考になると思います。ご興味ある方は、こちらからどうぞ。
https://www.miraijuken.com/event/304-mikawamiraijuku21
裏面

実際の効果は、ここには書けませんが、いつもより間違いなく参加者は多かったです(笑)。

地主様募集は、結構、難しいです。

経験した方であれば、わかると思います。

そんな中、効果があったという事は、折込チラシの効果が落ちている訳ではないと思います。

ターゲットに届くメッセージ、伝わるメッセージでしっかりチラシが構成されているか?が大切な事です。

折込チラシで効果が出ない内容・メッセージをそのまま他の媒体で展開しても、効果を得るのは難しいと思います。

インターネットが普通に使える環境になって、どんどん新しい媒体が出現しています。

ターゲットに合わせ、新しい媒体を使う事は大切ですが、その前に、「伝わるメッセージ」をしっかり考え、組み立てる事が重要です。

この部分をサボると、市場がどんどん見えなくなります(笑)。

もう見えなくなっていますっていう方は、当社にご相談ください。

そして、このセミナーにご参加ください。
きっと、ヒントになると思います。

「A4」1枚アンケート実践勉強会inアッシュデザイン 第2回↓
http://www.assh.co.jp/blog/v/53/

「新聞の折込チラシの効果」は、今回で終了します。